おやつく後記

日常のことなど思いつき

同窓会にはいかない。代わりに

会いたい人には、特別じゃない日でも、忙しくても、時間を作ってでも会いに行く。

 

 

同窓会に行ったのは20代前半まで。

 

 

 

わたしにとって同窓会とは、「同窓会」と名のつくイベントだけでなく、過去の友人や趣味、仕事の仲間で、一定期間以上過ぎたグループで会うなら同じ。共通の話題で盛り上がる間は良くても、そのうち近況報告のしあいっこから始まって、職場や家庭のグチ、うわさ話や世間話などで終わるような会になったら終了の合図だ。

 

合コンとか異業種交流会の場と考えることもできるけど、あまり興味がないし、行くとしたら同窓会なんて中途半端な場ではなく、もっと本気の場所を探す。

 

 

特別なイベントの時だけ誘われるような関係は、なくなっても困らない。会いたい相手なら、何でもない日でも、逆にめちゃくちゃ忙しい中でも時間を作って会いに行く。

 

 

わたしの場合、連絡したい友人は片手で足りるほど(男女関係なく会いたい人はいるけれど、既婚男性には気安く連絡できないので、友人と呼べるのは今のところ全員女性)。彼女たちは自立している人ばかりなので、向こうからもめったに連絡は来ないし、こっちからもしない。

 

少し前に、こっちが会いたいと思っても返信がなく、「もしや、切られた?」という人もいた。いま考えると、とっくに終わっていたはずの関係に、わたしがしがみついてしまった。終わるべき縁は時がきたら自然と終わるようにできている。流れる水をせき止めないように、人間関係も流れるままがいい。空いた席には別の誰かが入ってくるはず。

 

 

同窓会を頑なに拒絶しなくてもいいけど、行きたいと思えないうちは行かない。その時間を、行きたい場所に行き、会いたい人に会い、費やしたいことに時間を費やそう。