おやつく後記

日常のことなど思いつき

初挑戦の手仕事と今後やりたい手仕事

2024年1月1日から自分の中のフェーズが変わった気がする。といっても大きな出来事があったわけじゃない。今まで興味のあったことへの関心が薄れたり、バージョンアップしたり、違う方に広がったり、という微細な変化だ。

 

 

たとえばインスタ。手仕事の記録用に始めたが、最近はマンネリ化していた。どちらかというと、わたしは画像を残すことよりも、その時にやったこと・感じたことを文章に残したいタイプ。インスタは文章入力には若干不向きな仕様である上に、わたしのスマホはバグりやすかった。

 

時間をかけて作ったものが一瞬で飛ぶ、みたいなのが1度や2度ならず。「あーもう、めんどくさいから今日は止めっ!」というのが何日も続いて、今に至る。

 

 

しかし手仕事は続けているどころか、パワーアップしている。ということで、最近やったことと今後やりたいこと。

 

 

 

 

ここ最近、初挑戦したこと

 

服飾編

 

洋裁

 

過去記事をちょっと確認してみたところ12月にエプロンのことを書いていた。

t-syun.hatenablog.com

 

このエプロンを作った後に、叔母用と自分用をさらに合計3着つくった。デザインはすべて違うものにし、1つは古いエプロンから型を起こし、自分でデザイン修正した。さらに母の袖なしエプロンにファスナーで着脱できる袖をつくった。参考にしたのは袖の着脱ができるブルゾン。薄い生地でつくったエプロンにファスナーをつけるとゴツくなってしまい「戦闘服か宇宙服かよ」という違和感はあったが、そういうのも作ってみてはじめてわかるもの。わたしだったら絶対に着たくないが、母のだからいいのである☆(本人は見た目より温かさ重視なので気に入っているらしい)

 

※見直したら袖付けたしエプロンの話は前の記事に書いていた。

 

 

次に、自宅用のワイドパンツ。前にコピーメイドで複雑な形状のワイドパンツを作ったのだが、あれは初めてやるには難易度が高すぎた。ちゃんと本になっているレシピで作るとめちゃくちゃ簡単。ファスナーではなくゴムだったのもある。かわいい布で作ると愛着もマシマシで良い。

 

 

編み物

 

続いて毛糸のパンツを2着、あと1着は作っている途中。毛糸のパンツといえばババくさいイメージだったが、オシャレな本を発見。部屋着として履くとかわいいのでアリだなと思った。まず最初に、母用として試し編みしてみた。初めて作るものはすべて母用(笑)、ただし、うまくいったら自分用にする。

 

 

スタイリッシュな(?)毛糸のパンツの本

 

 

初回は毛糸を買うのがおっくうだったので、残り物を駆使したら毛糸が太すぎてモッコモコになってしまった。小さい子が履いたらかわいいだろうが、大人はどうだろう。上からスカートをはいたとしても膨らみそうなので、家用として上からダボダボのパンツをはくか、下にタイツを履いて1枚で過ごすくらいしか使えそうにない――と思ったのだが、母は上にデニムを履いて普通に外に出かけていた。強いなオイ。

 

 

あと、これまた自宅用に締め付けの緩いヘアターバンが欲しかったので編んでみた。ゆるゆるなのが気に入っているが、1か月も使うとズリ落ちそう。毛糸なので洗ったらまたいい感じになるかな。

 

 

料理編

 

まずはクロワッサンづくりバターロールづくり。こちらは過去に1回は作ったことはあるが、適当にやったのでヘタクソだった。それを今回は真剣にやってみた。天然酵母で作ろうとすると、寝かせるのにやたら時間がかかる。が、作業自体は難しいことはなく、書いている通りにすればうまくできる。クロワッサンはバターの溶けだし量が多いので改善の余地アリ。

 

 

つづいて酵母ビスケット。これまた過去に作ったことはあるが、真剣モードで再挑戦。したらびっくりするくらいおいしいのなんのっつって。食感や味のイメージはナビスコのリッツ。あれがもっと風味豊かになったバージョンが酵母ビスケットなのだ。酵母から引き出された旨味がすごい。チョコをかけてみたりもしたが、何もナシでも十分すぎるほどおいしい。お菓子屋さんをするならこれは定番商品にしたい。

 

 

初めてのたくあんづくり。畑をしている人から恐ろしくデカイ大根をもらってラスト4分の1ほど余っていたので、ネットで調べて作ってみた。昨年末に作った「柚子チェッロ」に漬け込んだ皮をみじん切りにして冷凍していたのと、叔母がくれた庭木のみかんジャムも隠し味に。本格派より少し手順を省略したレシピだが、自分で作ったことはないので出来上がりが楽しみ。

 

 

初めての焼き豚づくり。

栗原はるみの雑誌を読んでいたらあったので、興味をもった。今までに作ったことがあるようでなかったのだ。近所の肉屋でおいしい焼き豚を作っているので、「店で買うもの」と思い込んでいたフシもある。オーブンよりもグリルだろ! ということで魚焼きグリルで作ったらコゲた。でもおいしかった。今度は火加減気を付けます。

 

 

相変わらずカヌレは忘れたころに思い出しては作っている。こないだ、お菓子ブログの方に「”牛乳の沸騰不要”論」を書いたら、閲覧数が増えてビビっている。

適当な検証で勢いで書いてしまったので、間違ってるかもしれないんだけど。非公開に戻そうか迷ったけれど、自分がやったことと感じたことを書いただけなので、あとは読んだ人に判断を任せればいいか、と公開したままにしている。

先日、本屋に行った際に、少しだけ関係書籍を探してみたけれど核心をつく内容に出会っていない。また検証して違う結論が出たら、「すみません、違ってました」って謝ろうと思う。

 

 

その他

 

次にコーヒーかすの再利用。コーヒー愛飲者なので毎日コーヒーかすが出るのをちゃんと使ってみたくなった。まずは冷蔵庫内やトイレ、玄関などに置き、次に靴の消臭&乾燥のためのシューキーパー(? 名前が分からない)を作った。古布を縦長の袋状にして、そこに渇いたコーヒーかすを詰める。布はそのままだとコーヒーの油が染みるかな? と心配だったので不織布の接着芯をはってみた。効果があるのかは謎だけど、今のところ染み出てこないので、正解だったのかな?

 

 

今後試したいこと

 

化粧品編

 

まずは化粧品づくり

今すでに簡単なボタニカル化粧水は作っている。果実酒づくりで余ったホワイトリカーに庭のローズマリーとかミント、ヨモギ、いただきものの柑橘の種などを漬け込んだものを、水道水で割ってニガリを入れている。自然の植物の香りが気に入っている。

これをもう少しパワーアップさせて、ジェルとかマッサージクリームを作れないかなと画策している。シルク化粧品に興味があるので繭から抽出してみるのもやってみたい。

 

 

 

DIY

 

この年末は大掃除をかなり頑張った。この家が建ってから一度も触ったことないだろう、というところまで徹底的にやった。やりすぎて年内に終わらず、まだ続けなきゃと思っているのだが、寒いのでもう少し温かくなってから…。

 

ということをきっかけに、壁紙の張替か、漆喰塗りなどに挑戦したくなった。業者に頼んでもいいのだが、「そうなると1か月ほど家を空けて一気に全部やっちゃった方がいい」と言われてしまい、「絶対ヤダ!」と思った。そこまで拒むことでもないのだろうが、なんか嫌。とにかく嫌。適当な他人に触られるくらいなら自分でやりたい。

 

 

料理編ふたたび

 

先日、散歩していたら「瓦そばが食べたい」とふと思った。かなり謎ではあるが、どこかで読んだ雑誌にでも載ってたのかもしれない。あとはドラマ「逃げ恥」に登場したときの印象も強い(話の流れと全然関係ないので、違和感ありすぎて)。レシピを調べると、さほど好みの味でもなさそうだが、一度は食べてもいいんじゃないか。そう思って、カレンダーに「瓦そばが食べたい」とメモしておいた。1月に書いたら終わると同時に捨てられたので、2月にも同じ言葉を書いた。今年中には食べると思う。

 

 

番外編

 

食品衛生責任者の資格を取ろうかと考えている。お菓子屋さんをやりたいようでやりたくないのだが、資格は期限がないみたいだし、いつか何か役に立つかもしれない。ついでにお菓子を人にプレゼントするときに、自分のお菓子ブランドのロゴでも作ろうかと思っている。いわばゴッコ遊びみたいなもの。この先に何かあるかもしれないし、何もないかもしれない。