よく来るインスタのDM。あれって詐欺なのかなと最初は思ってたけど、AIの自動生成を試してるのかも。
イケメン富裕層韓国人のＤＭ
わたしのインスタはお菓子づくり中心の投稿なので、「あなたの料理はおいしそうです。なんというのですか？」みたいなカタコトの日本語でDMがよく来る。
書き方は多少違えど、内容はほぼ同じ。コメントで聞けばいいものをDMしてくる時点でおかしいので、どう考えてもウソ。かたっぱしから削除かブロックしているが、飽きもせずにいろんなアカウントからくるので、どんな人なのだろうとアカウントを見に行くと、ほぼ富裕層のイケメン韓国人（笑）
モデル体系と韓流スターさながらの容姿、ラグジュアリーなホテルとか明らかに高級そうなディナーとか、めちゃくちゃわかりやすい投稿ばかり。もれなく全員がそんな感じなの。韓国人男性ってこういうのしかいないの？ って思いそう。
お金持ち韓国人が偶然送ってくる可能性が万にひとつあったとしても、金太郎あめみたいに全員同じ訳はない。だからAIなのかなと。
そしたらこの度、その女版から初めてフォロー&コメントされた。なんなの（笑）
わけのわからない外人からのDMを相手にする人なんている訳ないでしょ！ と思っていたら、ちゃんと返事をしている人もいるらしい。絶対やめた方がいいと思う。
わたしも疑うことを知らない２０代とかなら返信していたのだろうか。ただ、自分だったらどうするか？ を考えた時に、気安くDMなんて絶対しない。よほど相手に興味があったとしても、まずはフォローして当たり障りないコメントから始めるだろう。だからたとえ詐欺でないとしても、自分が絶対やらないことを平気でしてくる人を相手にしない。
しかもなぜに外国人×富裕層（笑） それだけ稼ぐ能力があるのに、どこの誰かもわからない外人の一般人、しかも顔も公表してない相手に「それは何という食べ物ですか」だなんてどうでもいい質問するのか？ を考えたら裏に別の理由があるからに決まってる。
そういえばうちの祖父が、変な営業から電話がかかってきたときに、わかっていても暇つぶしにしゃべっていて、そういう使い方もあるのかと思った。だまされない自信があるならアリかもね。こういう詐欺で１人ひっかかるのに何人必要なのか、その辺のコストを聞いてみたい。
コメントなしフォローの花アイコン
コメントなしでフォローだけしてくるバージョンもある。こちらはほぼ花のアイコンで、投稿内容も花か風景。説明文は「愛、平和、美」みたいなキーワードが入った英語を直訳したような文章。投稿数は２０以下で時期がほぼ一緒、フォロワーが数十～数百人でフォロー数は数百～数千。
これが何の目的なのか謎で気味が悪いのだが、画像も文字もアカウントもAIかプログラムかで作りまくって、それを試作してるんじゃないかと思った。だとすれば、どんどん巧妙になってくるんだろうなあ。まだしばらくは見分けられる自信はあるけど、そのうち判別できなくなるのも時間の問題？
イケメン富裕層韓国人からのコメント笑
そしたら最近、コメントに入れてくる謎の外国人も出てきた。おっ、進化してきているようだね。DMの質問系とは違って、「この写真はきれいですね」などとあたりさわりのないことを言ってくる。そのアカウントに飛んだらやっぱり韓国系で、富裕層。おい、またか！笑
「最近、日本に来ました」とかいうの多い。
ＤＭしてくる富裕層韓国人は「韓国在住の日本好き」設定だが、日本に渡ってくるとコメントを解禁するらしい。物理的距離と心理的距離は比例するってか。
と思っていたらついに日本人からも来た。しかし、なんか不自然なんだよね。ファッションとか雰囲気がやっぱり韓国人だし、投稿している画像も相変わらずラグジュアリー。日本ぽい景色とか動画を撮っているのは頑張ってるなと思うけど、画像も荒かったり、変にビビッドだったりしてヘンなんだ。
そして最新バージョンは、この度初となる韓国人女性。コメントは「❤❤❤」とだけ来た。ついにわたしは男と認識されたのでしょうか。
ふーん、なるほど。男→女へのメッセージは疑問形が効いて、女→男へのメッセージは❤だけで効果があるってことか。男女の心理の違いですね。勉強になりました。
SNSのフォロワーがAIだらけに？
SNSで交流する人が、自分以外全員ＡＩになる日もくるのだろうか。ほんと、末恐ろしい時代だこと。でも、いくら巧妙になってもＡＩは人間じゃない。人間にしかないものがあるはずで、それはＡＩがいくら頑張っても表現できないと信じてる。
ツイッターでは、ＡＩというよりは一般人を装った業者がかなり暗躍しているらしい。人間がやっているからか、インスタより巧妙。ツイッターのＤＭは来ないけど、勝手につぶやきが流れてくるのが厄介だ。これは他の人がいっていたので「そうなんだ？」と思っていたのだが、最近、これがそうかもしれない、ということがあった。
何気なく見ていると、ある出来事に関して一定の論調が固まっていることがあったのだが、「そういう論調の人がいてもいいけど、そこまで強く言う人間が一定数いるのは不自然じゃない？」と気になった。おそらくその出来事の関係者が雇った業者だろうなと、証拠はないけど思った。
たぶん、自分でも知らないうちに流されてる部分もあるだろう。
いちばんいい方法は「流されないこと」のようだが、情報に触れることが一番危険なのかもしれない。わたしは大量の情報に触れることに慣れ切ってしまっているので余計にそう思う。きっと最大の防御は、オンラインよりオフラインを大事にすること、自分の感覚を研ぎ澄まして信じることなのだろう。
