おやつく後記

日常のことなど思いつき

健康であること=地球への貢献

暇つぶしに見てるツイッター

 

 

わたしが発酵食品とか身体にいいものに興味があるので、それ関係のは目に留まりやすい。いいもの、わるいもの、どっちも知りたいと思ってみている。でも人によって視点が違っていて、好きな視点と嫌いな視点が明確になってきた。

 

 

好きなのは「これが良かった」「こうすればおいしい」といったポジティブ情報。ネガティブなことだとしても「〇〇よりも△△の方が良い」とか、ポジティブを際立たせるためだったり、ポジティブ情報多めの中に、たまにネガティブ情報がある程度ならいい。見ているこっちも「そこまで言いたいことだったんだな」と素直に受け取れる。

 

 

でも、すべてがネガティブ情報だったり、「そんな事例、めったなことじゃ起きないでしょ」というレアケースの悪い事象ばかりを並べるのはどうなのよ、と思う。めったに起きないけど起きてしまったことは事実だから、それを教えてあげるというのは一種の優しさといえるかもしれない。だから時と場合によっては「なるほど」と思えるけど、日常的に知りたいことじゃない。

 

 

よくあるのは加工食品だとかスーパーに並んでいる野菜がいかに身体に悪いか、とかいうやつ。「食べてはいけない〇〇」とかよくあるよね。

 

 

何も知らなかった頃は「怖いな」と思っていろいろ調べたし、気を付けるようにしていたけれど、そのうちにお腹いっぱいになってしまった。添加物ナシだとか完全無農薬野菜生活なんてできないし、自分で作るにしても他所から買うにしても限度がある。わたしは食べ物にはこだわっている方だけど、身体に悪いことは百も承知でポテチやじゃがりこは食べる。だっておいしいんだもん。そこでいちいち自己嫌悪に陥るのがめんどくさくなってきた。

 

 

添加物や農薬だらけの食品が流通する理由について、闇を掘り出そうと思えばいくらでも出てくる。そういう話にも一理あると思うし、一方的に嫌いなわけじゃない。けど、恩恵を受けているのも事実。添加物や農薬が入っているから、手軽で安くておいしいものが食べられる。

 

 

そりゃ、無添加で手間暇かけたものを適正価格で買うのが良いのは分かっているけれど、いきなりすべて手作りの生活をしろと言われても難しい。食品だけならめちゃくちゃ頑張って理想の生活に近づけたとしても、じゃあ服は? 靴は? 家は?

農薬を使わずに育てた綿で天然の染料で染めた服を着ている? 科学薬品を使わずに建てた家に住んでる? そこまでやってる人はさすがにいないのではないかしら。

 

 

イチャモンつけようとおもえば無限につけられるってこと。

 

 

悪いことと良いことは同じ数だけあって、良いことにフォーカスをかけるのも、悪いことにフォーカスをかけるのも、個人の趣味みたいなもの。悪い情報を知る方が勉強になった気分になりやすいけど、発信者と同じく悪い方にフォーカスをかける傾向が強くなるだけだったりする。

 

 

重箱の隅をつつくように、ネガティブ情報を書きたてるのと、ささやかな幸せを書くのと労力は一緒。となると、ささやかな幸せを見つける人の方が幸せになれるはず。

 

 

最近は菌とかウイルスにも興味があって調べるようになり、菌もウイルスも相当ヤバイやつじゃない限り、問題ないという考えに至った。免疫力さえあればなんとかなるし、むしろ好都合なものすらある。であれば、添加物だって自分の身体を通して浄化してやる! くらいの気概があっていいんじゃないか。

 

 

「あれが悪い、これが悪い、だから食べるな」ではなく、人間が身体や自然にとって有害なものを作ってしまったのだったら、生み出した人間を通過することによって浄化すればいいじゃん。何も処理場とか科学技術だけが浄化するんじゃない。虫や菌たちが分解するように、人間の体内でもある程度分解できるはず。わたしが健康で免疫が高ければ、浄化能力も高いということ。健康に生きているということは、すなわち地球環境に優しいということじゃないの? と考えると楽しくなってきた。

 

 

そうだ。菌は目に見えない分子を分解する。虫は人間の目に見えるレベルのものを分解する。じゃあ人間は? 虫が分解するより大きなものを分解するわけだ。

 

 

地球環境に悪いものがあったとして、それが分解されにくいプラスチックだとか、半減期の長い放射線だとかであったとしても、いつか必ず分解される時がくる。永遠に残るものなどない。人がそれを生み出したのだとしたら、人も分解者としての担い手になることが運命であり責任。だからそういう身体に適応していくのが当然。漫画版ナウシカもこんな話だったような。

 

 

もちろん、添加物や農薬や化学薬品は少ないに越したことはないので、無理のない程度にそっちを選んでいきたい。しかしその場合、地球環境に良いからというよりは、それが好きだから、という理由で選びたい。

 

 

目指すは地球に有害な人工物(添加物や農薬、変な電磁波)すべてを無効化できる強靭な身体! よし、健康に生きよう。