おやつく後記

日常のことなど思いつき

マンガ原作コンテストに応募した

マンガの原作コンテストに応募してみました。

 

 

コンテストへの関心が薄れてきたので、もう出さなくていいかな? って思ってたけど、結果的に出してよかったです。

 

 

 

 

やっぱ、縛りがあることでやる気が出たり、アイデアがわきやすかったりするものですね。少年マンガなんて最近ぜんぜん読んでなかったけど、勉強がてら読んでみたら、やっぱり人気マンガは面白い。子ども向けと思いきや、真理をついていることも書いてるし。

 

 

書き始めたらめちゃくちゃ楽しくて、それでけっこう満足しました。2日で書き上げてちゃんと見直したつもりだけど、いままた見直したら、文章が変だし設定も甘い。でも、荒くても勢いが大事(審査が終わったら修正するつもり)。アイデアをアイデアのまま温めて賞味期限を迎えるより、雑でもアウトプットした方がいいんじゃないか、と最近思う。

 

 

 

理由は、コンテストとか何も考えず、自分で書きたいことを書くんだ! って始めた小説は、なかなか筆が進まないから……。いつまでも自由だと何もしない。「ポイントカードのポイント消失期限が無期限だと使わない人が多い」、っていうのと同じね。

 

 

でも何もなしにモチベーションを保つのが難しいんですよ。

 

 

わたしが知ってるくらいの有名マンガになると、編集者がいてアシスタントがいて、、ってたくさんの人がかかわってるはず。大元となるアイデアは作家さん発だとしても、細かいディテールは意見を出し合って作ってるよね。

 

 

わたしも誰かと一緒に作れたらいいのに。ハッパかけてくれる人がいて、本気で一緒に悩んでくれる人がいたらいいのに。でも協力してくれる人にもメリットなきゃ難しいよねえ? 仕事だと重いけど、趣味だと軽い。真剣だけど楽しくできる仲間っていうのがほしい!

 

 

著名な賞を獲りたいとは思わないけど、わたしの文章を読みたい人に届けられたらいいのにな、といつも思います。

 

以前、一人だけ感想を送ってくれた人がいて、自分でもびっくりするくらいうれしかったのです。それは、とある賞で最終選考に残った、自分でも好きな作品。賞はとれなかったけど、この人のために自分は書いたのだと思えました。もしそれが世界に1人だとしても、もしどこかにいるならちゃんと届けたい。

 

そういう意味ではウェブコンテストに応募してハッシュタグをつけたら、とりあえず多くの人の目に触れやすい。それがいいのか悪いのか、微妙なところだけどね。

 

 

 

 

そうそう、いくつか少年マンガを読んで気づいたこと。

原作と絵を分業制にしているマンガは、ちょっと絵が”弱い”。

 

 

すっごく上手で細かいところまで描きこんでいたとしても、なーんか物足りない。情報量が少ないんだと思う。絵で受け取る情報っていうのは、景色や人の姿かたちだけじゃない。ちょっとした動きや表情、サイズ感や雑さなどの匙加減で、感情や性格が分かるもの。それが分業制だと圧倒的に少ないから人物像が平面的なのだ。ロボット的というか。そもそも、原作に記される人物像が薄いのか。

 

もちろんレベルはピンキリなので、必ずしも一人ですべてこなすことが良いとも思わない。けど、実力が拮抗していたら一人でやってる方が断然いいだろうな、ってね。

 

 

いまはウェブ小説のマンガ化も多い。ってことは、原作者とマンガ家の距離が遠くなってるよね。ってことは、マンガ家が原作の詳細をつかみにくい。マンガ家は原作に記されている以上のことは書けないので、「伝わらない」絵になっても仕方ないだろう。

 

 

これからもっと、こういうのが増えていくんだろう。でも増えすぎたら、結局は原点回帰して、ヘタくそでも一人で頑張っている人が支持されそう。いや、AIイラストの精度が高くなったら、わたしみたいにマンガ描けない人でも作れるのかな? だったらやってみたいかも。

 

 

ちなみに応募したのはこちら。

 

note.com

 

自分の作品。

 

note.com

 

今回のために参考に読んだマンガがアニメ化され、今日が第1話だったらしい。驚くべきことに、普段見ない時間に偶然テレビをつけたら、まさにそのチャンネルでぴったりスタート。恐るべしシンクロ。。こんなことある?

 

 

そこで見たあるシーンが気になって、まさかと思ってウィキを調べたら、わたしが考える設定の一部が被っていた。そもそも世界観も似てるし、パクリと思われたらいやだな。。ま、ありがちな設定かもしれない。それはそれで切ないけど、気にせずいこう。